解説2024.11.06

プライバシー重視のおすすめ検索エンジン4選

おすすめ検索エンジン

皆さんは、普段どのような検索エンジンを使っていますか?

必要な情報を見つけるための検索エンジンは、インターネットを使用する上で必要不可欠なツールです。Google、Bing、Yahoo!などが定番ですが、世の中にはこれら以外にも検索エンジンは存在します。

しかし、検索エンジンは、ユーザーに商品を売り込むための新しい方法を常に模索しています。特に、最も利用されているGoogleが最大の広告販売業者であるという現状は、この問題を深刻化させています。検索結果は常にスポンサーリンク関連性の低い商品で溢れかえっており、信頼できる検索を素早く手に入れることは難しくなっています。

本記事では、広告なしで利用できるものやプライバシー保護を重視したものなど、おすすめの検索エンジンや、検索結果の広告をブロックする方法をご紹介します。あなたの検索体験をより豊かにする、新しい検索エンジンとの出会いがあるかもしれません。ぜひ、あなたにとって最高の検索エンジンを見つけてください。

検索エンジンとは?

検索エンジンとは、インターネット上の膨大な情報の中から、探している情報を素早く見つけるためのツールです。 キーワードを入力するだけで、関連性の高いWebページ、画像、動画などを一瞬で見つけることができます。

Goolge、Bing、Yahoo!などの検索エンジンにWebブラウザでアクセスして利用します。Webブラウザには標準で検索エンジンが組み込まれていることが一般的で、Webブラウザのアドレスバー直接キーワードを入力することでも、検索結果を得ることができます。

Webブラウザの検索エンジンを変更する方法

Webブラウザに組み込まれている検索エンジンは、簡単に変更することができます。

例えば、Google Chromeを使っている場合、アドレスバーに何かを入力して検索を始めると、デフォルトで設定されている検索エンジン「Google」で検索が実行されます。このデフォルトの検索エンジンを、Yahoo!やBingなど、他の検索エンジンに変更することも可能です。

検索エンジンを変更するメリット

  • 多様な検索結果
    各検索エンジンは、アルゴリズムデータベースが異なるため、同じキーワードで検索しても表示される結果が異なる場合があります。様々な検索エンジンを利用することで、より多くの情報を得ることができます。
  • 好みのインターフェース
    各検索エンジンは、検索結果の表示形式デザインが異なります。自分の使いやすいインターフェースの検索エンジンを選ぶことができます。
  • プライバシー
    検索エンジンの中には、プライバシー保護を重視しているものもあります。より安全に検索結果を手に入れることができます。

検索エンジンを変更する方法はWebブラウザの種類によって若干異なりますが、一般的には、Webブラウザの設定画面から「検索エンジン」や「検索」といった項目を探し、そこで変更したい検索エンジンを選択するだけです。

代表的なWebブラウザの検索エンジン変更方法は以下のような手順となります。

検索エンジン変更方法:Google Chrome

  1. Chromeを起動し、右上の三点リーダーをクリックする。
  2. 設定」をクリックする。
  3. 左側のメニューから「検索エンジン」を選択する。
  4. 検索エンジン」の項目で「変更」をクリック後、希望する検索エンジンを選択する。

検索エンジン変更方法:Microsoft Edge

  1. Microsoft Edgeを起動し、右上の三点リーダーをクリックする。
  2. 設定」をクリックする。
  3. プライバシー、検索、サービス」をクリックする。
  4. アドレス バーと検索」をクリックする。
  5. アドレス バーで使用する検索エンジン」欄で、希望する検索エンジンを選択する。

それでは、具体的にどのような検索エンジンがあるかみていきましょう。

日本で人気の高い検索エンジン

日本では、以下のような検索エンジンが人気です。

Google

Google検索

https://www.google.com

Googleは、世界で最も多く利用されている検索エンジンです。膨大な量のWebページをインデックス化し、ユーザーの検索クエリに対して最も関連性の高い情報を迅速に提供します。

Googleの検索アルゴリズムは日々進化しており、Webページのコンテンツだけでなく、リンク構造やユーザーの行動なども考慮して、より正確な検索結果を表示します。

Googleの検索機能は、テキスト検索だけでなく、画像検索動画検索ニュース検索など、多岐にわたります。また、音声検索翻訳機能も搭載されており、ユーザーの様々な検索ニーズに対応しています。さらに、Googleは、検索結果だけでなく、知りたいことを簡潔にまとめた「ナレッジグラフ」や、関連性の高いWebサイトをまとめた「検索結果のまとめ」といった機能も提供しています。

Bing

Microsoft Bing 検索

https://www.bing.com

Bingは、Microsoftが提供する世界的に有名な検索エンジンです。Windows 標準搭載のWebブラウザ「Microsoft Edge」のデフォルト検索エンジンであり、Windowsユーザーを中心に広く利用されています。

Bingの特徴は、視覚的に美しいデザインと、充実した画像検索です。壁紙画像の毎日更新や、画像検索結果の豊富さなど、視覚的な情報収集に力を入れています。また、Microsoftの他のサービスとの連携も強みで、Office文書の検索や、OneDriveとの連携など、シームレスな操作性を実現しています。

Bingは、検索結果の多様性も特徴の一つです。Googleとは異なるアルゴリズムを採用しており、より幅広い情報を提供しようと試みています。特に、ニュース検索やショッピング検索において、独自の強みを発揮します。近年では、AIの活用も進めており、より自然な対話形式で情報を検索できる機能も搭載されています。

Yahoo!

Yahoo!検索

https://search.yahoo.co.jp

Yahoo! JAPANの検索は、日本国内で広く利用されている検索エンジンです。特にポータルサイトとしてのYahoo! JAPANの利用者を中心に広く利用されています。Yahoo! JAPANの検索の特徴は、日本のユーザーに特化した情報提供にあります。

Yahoo! JAPANの検索では、ニュース天気予報スポーツ情報など、日本国内の情報を中心に、より詳細かつ迅速に提供されます。また、Yahoo!ショッピングとの連携が強く、商品検索もスムーズに行えます。さらに、Yahoo!知恵袋との連携により、ユーザーからの質問に対する回答も検索結果に表示されることがあります。

Yahoo! JAPANは、長年にわたり日本のインターネットユーザーに親しまれてきたため、ユーザーインターフェースも日本人にとって使い慣れたものが多く、直感的に操作できます。他の検索エンジンの台頭により、シェアを徐々に減らしているのが現状です。より高度な検索機能や、世界規模の情報を求めるユーザーにとっては、Googleなどの他の検索エンジンがより適している場合もあります。

その他のおすすめ検索エンジン

Google、Bing、Yahoo!以外にもおすすめの検索エンジは存在します。以下をご覧いただき、ぜひ自分にあった検索エンジンを見つけてください。

DuckDuckGo

https://duckduckgo.com

DuckDuckGoは、ユーザーのプライバシーを重視し、安心してインターネットを利用できる検索エンジンです。 トラッカーをブロックし、個人情報を追跡しない匿名検索を実現することで、ユーザーのプライバシーを保護します。また、暗号化されたWebサイトに自動的に接続することで、通信の安全性を高めています。

Bingの検索結果を利用しているという点で、Microsoftのトラッキングスクリプトに関する懸念はありますが、DuckDuckGoは他の検索エンジンと比較して、トラッキングデータをブロックする機能が非常に優れています。GoogleやFacebookのように、個人情報を収集してターゲティング広告を表示することはありません。検索キーワードに基づいた広告を表示することで、ユーザーのプライバシーを侵害することなく、収益を得ています。

Startpage

検索エンジン Startpage

https://www.startpage.com

Startpageは、プライバシーを第一に考えた検索エンジンです。 検索の匿名性を確保し、ユーザーの個人情報を一切収集しません。Googleの検索結果をそのまま表示しながらも、Googleがユーザーを追跡することを防ぐことで、プライバシー保護を実現しています。情報へのアクセスを制限することなく、ユーザーが自由に情報を探せるように設計されています。検索エンジンとしては、Startpageが最も安全と言えるかもしれません。しかし、DuckDuckGoと同様に、検索キーワードに基づいた文脈広告を表示することで、サービスを運営しています。

Brave Search

検索エンジン Brave Search

https://search.brave.com

Brave Searchは、プライバシーを重視するユーザーにとって、魅力的な検索エンジンです。 ユーザーの検索履歴やIPアドレスを追跡せず、広告を表示しないことで、プライバシーを保護します。また、検索結果に偏りがなく、ユーザーの興味に基づいたフィルターバブルを作成しないため、より客観的な情報を得ることができます。ユーザーが検索結果のランキングに影響を与えることができる仕組みも備えており、より自分好みの検索結果を得ることができます。

新しいBrave Search APIの導入により、検索結果の精度や機能面で課題が残っていますが、それでも、広告をブロックする唯一の無料検索エンジンであることは、大きなメリットです。

Kagi

検索エンジン Kagi Search

https://kagi.com/welcome

Kagiは、プライバシーを重視する有料の検索エンジンです。月額5ドル / 10ドル / 25ドルの有料プランが用意されています。無料のトライアルプランでは、100単語まで検索可能です。

Kagiは、ユーザーのプライバシーを徹底的に守り、追跡やIPアドレスの保存を行いません。検索結果をパーソナライズし、不要なサイトをブロックしたり、検索結果のランキングをカスタマイズしたりすることも可能です。CSSによるカスタマイズなど、高度な機能も備えているため、自分好みの検索環境を構築することができます。

有料ではありますが、広告なしでこれだけの機能が利用できることを考えるとKagiは他の検索エンジンとは一線を画す存在と言えるでしょう。

検索エンジンの広告をブロックする方法

現在、広告が表示されない検索エンジンはほとんどありません。Google、Bing、Yahoo!といった主要な検索エンジンでは多くの広告が表示されます。本記事で紹介したプライバシーを重視した検索エンジンを使用すれば、広告をなくす/減らすことも可能です。

検索エンジン上の広告を完全にブロックしたいという場合、最も確実な方法は、信頼できる広告ブロッカー「AdLock」を使用することです。

AdLockを使用すれば、検索エンジンだけでなく様々なWebサイトの広告をブロックすることができます。アプリ上の広告もブロック可能です。まだAdLockをご使用いただいていない場合、ぜひこの機会にその効果をお試しください。

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