解説 2023.01.27

【2023年版】無料でAndroidスマホ/タブレットのYouTube広告をブロックする(消す)方法

Android端末で YouTubeの広告をブロックする方法

YouTubeは徐々に人気YouTuberに広告による収益を促すことで、動画広告が頻繁に表示されるようになっています。その頻度はテレビCM以上かもしれません。その結果、何度も同じ広告を閲覧すると広告された商品とYouTuber自体に対して、良くない印象を持つことも多いかもしれません。私たち自身で変えられるのは、Android スマホでお気に入りのYouTube番組を見ているときに目にする広告を以下にしてブロックして消すことができるかです。AdLockチームは、Android スマホにおいて、YouTube広告をブロックする方法を見つけるために、日々調査を行っています。考えられるすべての解決策を検討して、自分に合ったものを見てみましょう。

YouTube Premium に加入することなく、バックグラウンド再生やピクチャ・イン・ピクチャを使用する方法に興味がある方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

目次

  1. 最新のYouTube広告
  2. YouTubeアカウントをプレミアムにアップグレード
  3. Androidで広告なしのブラウザを使う
  4. AdLockでYouTubeの広告をブロックする方法
    1. AdLockのYouTube専用プレイヤーを使用する
      【Point!!】広告ブロックだけじゃない。LINE、ニュースアプリを見ながらYouTubeも再生
    2. Webブラウザ上でYouTubeの広告をブロックする
  5. 広告ブロックアプリを使わずにAndroidでYouTube広告を削除する方法
  6. YouTubeの動画を広告なしでダウンロード
  7. YouTubeを広告なしで視聴するためのサードパーティ製ツール
  8. VPNを使ってYouTube広告をブロック
  9. YouTubeのネイティブアプリで広告をブロックする方法がないのはなぜですか?
  10. 広告ブロック、バックグラウンド再生が可能なYouTube専用プレイヤー

最新のYouTube広告

YouTubeのオーディオ広告:新たなレベルの煩わしさ

YouTubeの音声広告のβテストが始まりました。もう経験した方もいるかも知れません。15秒の「音と映像」のCMは、音楽やポッドキャストを聴きながら落ち着いて視聴している人に届くようにコントロールされています。それもそのはず、最新情報によると、YouTubeのクエリの半分以上が音楽関連なのです。

この取り組みを継続するために、世界トップのストリーミングサービス上の音楽は、ジャンル別に分類され、さらにプレイリストやコレクションにまとめられます。こうすることで、広告主は購入した音声広告のターゲットを絞ることができます。YouTubeのマーケティング担当者は、これをSpotifyと広告市場のシェアを争う絶好の機会と捉えています。一方、ユーザーは、これがプラットフォームを放棄する新たな理由になると考えています。

スキップできない動画広告

スキップできない広告は、2018年に最初に導入された比較的新しい広告形式ですが、その後徐々に動画広告の新しい常識となりました。これらの広告は今では動画のどの時点でも表示され、その長さはわずか数年の間に短かった5秒から20秒に増加しました。

スキップできない広告が、やがて番組よりも長くなるという最悪の状況があるかどうかはわかりませんが、一方でユーザーはこのような動画広告にうんざりしています。ターゲットを絞っていない広告では、タバコに興味がないのに喫煙の健康被害を伝えたり、まったく健康な人の肌トラブルを恐ろしくクローズアップして見せたりしています。このような映像は見ていて気持ちのいいものではありませんし、もうスキップすることもできません。

2つの広告が連続して表示される

さらに2つの動画広告が連続して表示されるようになり、その後で、動画途中のミッドロール広告も見なければならなくなりました。2つ連続した広告のうち1つはスキップできない場合もあります。

2つの広告が並ぶ

広告としてのミュージックビデオ

最近のYouTubeでは、従来は考えられなかった事が起きることがあります。例えば、3分から5分程度のミュージックビデオが、頼んでもいないのにプレロール広告として視聴者に表示される場合があります。このようなものを見ると、ユーザーは、昔の15秒のコマーシャルも悪くなかったと思うかもしれません。

「全然違う音楽を聴いているのに、これを見せる意味があるのか」と思うかもしれません。しかし、多くの人からの視聴回数が増えることで、アーティストはすべてのチャートのトップに立ち、マーケティング担当者は新たなレベルの収入を得ることができるのです。

ミュージックビデオをまるごと広告に

見知らぬ人のYouTube ストーリー

YouTube ストーリー は比較的新しい機能であり、FacebookやInstagramのストーリーような期間限定の短い動画です。YouTuberは、動画作成の合間などのにも簡単に視聴者を楽しませるためのコンテンツを提供することができるようになりました。YouTube ストーリーは技術的には広告ではありませんが、知らない人から知らない言語で送られてくる場合などは非常に迷惑です。このようなストーリーは(まだ)自動再生はできませんが、ユーザーインターフェースが乱雑になり、気が散ってしまいます。

YouTube アカウントをプレミアムにアップグレードする

ユーザーに大量の広告を提供することは YouTubeがとった戦略であり、もう一つの大きな理由があります。広告のプレースホルダーを販売することで簡単にお金を稼ぐことができるだけでなく、「YouTube Premium」への加入を促しているのです。「YouTube Premium」は以前「YouTube Red」と呼ばれており、以下のような機能を提供する有料プランです。

  • 広告なしの動画視聴
  • 事前にダウンロードした動画のオフライン再生
  • バックグラウンド再生、スクリーンオフ再生
  • YouTube Music Premium の利用
  • YouTube Originals(YouTubeのオリジナル動画コンテンツ)の視聴

毎月1,180円でこのような様々な特典が受けられることは、ある意味では公平な取引と言えるでしょう。しかし、この金額を毎月支払うことができないユーザーに対するYouTubeの対応は、とても不公平です。

YouTubeアカウントをプレミアムにアップグレード

Androidで広告なしのWebブラウザを使う

YouTube Premium への申し込みをすることなく AndroidでYouTubeの広告をブロックするための方法の一つは、広告なしのWebブラウザを使用することです。

広告なしのWebブラウザは、トラフィック全体を自社のサーバーにリダイレクトするため、従来のWebブラウザセッションのように広告のターゲットにされることはありません。この種のアプリケーションは、Google Play とサードパーティのアプリマーケットの両方で入手可能であり、選択肢はかなり豊富です。代表的なものとしては、Brave Browser、Bromite、AVG Browser、Ghostery Privacy Browserなどがあります。これらに共通しているのは、広告ブロックアプリ、トラッカーブロッカー、内蔵VPN、Incognitoモードなど、さまざまな機能が搭載されていることです。これらのWebブラウザの広告ブロック機能は、通常、広告や中断なしにYouTubeのコンテンツを楽しむのに十分です。

当然のことながら、大きな制限もあります。これらのブラウザは、ブラウザのセッション内の広告をブロックするだけなので、YouTubeアプリを含むAndroidアプリやゲーム内の広告には対応できません。さらに、ほとんどの人はお気に入りのWebブラウザを使用しています。広告なしのWebブラウザに乗り換える場合、ブックマークや保存されたパスワード、アドオンなどを一から調整する必要があり面倒です。しかも、従来のWebブラウザのようにさまざまなカスタマイズ機能を提供しているものはありません。

AdLockでYouTubeの広告をブロックする

AdLockをまだご使用いただいていない場合、この機会にぜひお試しください。

AdLockは、Androidのシステム全体で広告をブロックするユニークなオールインワンソリューションです。AdLockをスマートフォンやタブレットのバックグラウンドで実行すると、ブラウザ、アプリ、ゲーム、メッセンジャーなど、あらゆるAndroidアプリの広告を消すことができます。

また、以下のような方法でYouTubeの広告をブロックすることもできます。

AdLockのYouTube専用プレイヤーを使用する

\バックグラウンド再生対応/
AdLock プレイヤー
  バックグラウンド再生ピクチャ・インピクチャ対応 AdLock プレイヤー バックグラウンド再生対応 AdLock プレイヤー

AdLock には YouTubeの広告をブロック可能なYouTube専用プレイヤーが搭載されています。この専用プレイヤーを使用すれば、広告をブロックできるだけでなく、YouTube Premium に加入することなくバックグラウンド再生も可能。

ピクチャ・イン・ピクチャ機能により、LINE、ニュースアプリを見ながらYouTube動画を楽しむこともできます。

ピクチャ・イン・ピクチャでYouTube動画を再生

YouTube専用プレイヤーについての詳細は以下のページをご覧ください。

Webブラウザ上でYouTubeの広告をブロックする

YouTubeの広告をブロックするためのもう一つの方法は、ChromeやOperaなどのお気に入りのWebブラウザでYouTube動画を視聴することです。AdLockを起動しておくだけでWebブラウザ上のYouTubeの広告がブロックされます。

WebブラウザのYouTubeのアイコンをホーム画面に追加しておけば、素早くアクセスできるようになります。WebブラウザでYouTubeを開き、画面右上のアイコンからメニューを開き「ホーム画面に追加」をタップしてください。以後は画面の指示に従って操作を進めると、ホーム画面にアイコンが表示され、このアイコンからWebブラウザ上のYouTubeをすばやく開くことができます。

YouTube ホーム画面に追加
YouTube のブラウザショートカット

Webブラウザ版とネイティブアプリ(YouTubeアプリ)ではアイコンが異なるため、簡単に見分けることができます。

youtubeブラウザ版 - AdLock

なお、Androidのスマートフォン/タブレット、iPhone、iPad、Windows、Mac(今後リリース予定)の複数デバイスで利用できるAdLockライセンスをこちらから購入することができます。これにより、様々なデバイスで、広告のないYouTubeを楽しむことができます。

広告ブロックアプリを使わずに、AndroidでYouTube広告を削除する方法

Android端末でYouTubeの動画を広告なしで見るには、他のサードパーティ製ツールを使うこともできます。サードパーティ製のYouTubeクライアントは数多く存在し、以下のようなメリットがあります。

  • 効率的な広告除去
  • ほとんどのAndroidデバイスとの互換性
  • 広告ブロックアプリなどの追加ツールなしで動作
  • 端末のROOT化が不要

一方で、このようなアプリを使用することによる潜在的なデメリットとしては、以下のようなものが考えられます。

  • 不安定なパフォーマンス
  • 個人情報漏洩
  • アクティビティ・トラッキング
  • サポートを受けられない

Android端末上のデータに無制限にアクセスできるとすれば、それは最大のデメリットのように思えます。無名の開発者に個人情報を知られることは実際には非常に危険です。このため、プライバシーを危険にさらしてまで「代替」のYouTubeクライアントをAndroidにインストールすることはおすすめしません。しかし、もしサードパーティー製のYouTubeクライアントを使用する場合、以下のような手順が一般的となります。

  • 端末の設定で「提供元不明のアプリのインストールを許可」します。
  • サードパーティ製のYouTubeクライアントをオンラインで探します。Google Playにはまともなものがないと思われますので、他の場所を探した方がいいでしょう。
  • このファイルはお使いのデバイスに損傷を与える可能性があります」という警告が表示されたら、「OK」をタップします。それでもxxx.apkを保存しますか?」という警告が表示されるので、「OK」をタップしてダウンロードを進めます。
  • アプリをインストールします。クライアントによっては、「ヘルパーツール」もインストールする必要があります。
  • 新しいクライアントを起動し、YouTubeの広告が実際にブロックされるかどうかを確認します。

広告ブロックアプリを使わずにAndroidでYouTube広告を削除する方法

広告なしでYouTube動画をダウンロード

もしYouTubeの動画が、広告なしでAndroid端末に保存されていたらどうでしょうか。そんな発想から生まれたのが、オンライン動画をオフラインファイルに変換するサービス「ビデオダウンローダー」です。YouTubeのリンクを貼り付け、フォーマットを選択して保存されるのをしばらく待つだけです。WiFi環境でダウンロードした動画を閲覧することができれば、外出先でAndroid スマホのデータ通信を抑えることができるというメリットもあります。

確かに、これはYouTubeの広告なしで動画コンテンツを楽しむための、シンプルで信頼できる方法です。しかし、このような方法は、違法ではありませんが、コンプライアンスという大きな欠点があります。YouTubeの利用規約には、サードパーティ製のダウンローダーの使用は禁止されており、ユーザーはYouTubeのサーバーからのみコンテンツをストリーミングする必要があると明記されています。動画のダウンロードに関するもうひとつの法的問題は、著作権です。簡単に言えば、あなたがビデオを所有しているか、所有者から許可を得ているか、またはこのビデオがパブリックドメインでない限り、このファイルを保存、保管、配布することは著作権法に違反します。ただし、YouTubeの規約違反で起訴された例はまだありません。

なお、このようなビデオダウンローダーは、通常 Google Play には掲載されていません。Googleは、広告収入に悪影響を及ぼす可能性のあるサービスを削減するために多くのリソースを投入しており、そのようなアプリが見つかった場合にはストアから削除しています。まだ公開されているものは、その機能を十分に果たしていないか、すぐにアクセスできなくなる可能性があります。

また、アプリもウェブサービスも、YouTubeや広告主、著作権者がこの活動を阻止するために使用しているトラッキング技術から完全に安全というわけではありません。サードパーティのサービスを利用することは、あなたのデータの一部をサードパーティに提供することになり、また、サードパーティが実行するスクリプトに対してあなたのデバイスを開放することになるからです。それがあなたに害を及ぼすかどうか、それが問題なのです。最後に、これらのソリューションは、将来にわたって機能することが保証されているわけではありませんし、世の中にあるすべてのビデオで完璧に動作することも保証されていません。また、これらのソリューションが機能したとしても、ユーザーは、YouTube上の広告の消滅が、その使用によるすべての結果を補うものであるかどうか、よく考える必要があります。

広告なしでYouTubeを見るためのサードパーティーツール

YouTubeの動画は、外部のウェブサイトでも視聴することができます。これは、視聴者にさらなる快適さや機能を提供するサードパーティのプラットフォームにとっては、チャンスでもあります。しかし、なぜYouTubeの動画を見るためだけに、わざわざYouTube以外のサイトを探すのでしょうか、それにはいくつかの目的があります。

例えば、職場でYouTubeを利用する場合、ファイアウォールでアクセスが制限されている場合があります。制限されていなくても、YouTubeには、例えば、お勧めのビデオやコメントにNSFW(Not safe for work: 職場や学校などでの閲覧に注意を促すためのインターネット用語)のコンテンツが表示されることがあります。通常、このようなコンテンツは、何気なく通りかかった上司や、重要なプレゼンテーションの際には見られたくないものです。Quietubeのようなツールは、ビデオ以外のすべてのものを表示から外すように特別に設計されています。

YouTube以外のサイトで動画を視聴するもうひとつの重要な理由は、家庭や教室での利用に適したものにすることです。コメントに書き込まれるような内容は、子供が見るには不適切なものも多々あります。また、ビデオの提案アルゴリズムは、教師が授業に集中することにも適していない場合があります。Watchkin、View Pure、またはSafeShare.tvのようなツールは、このような特別な理由からYouTubeをより安全にするために設計されており、教師や学校向けに特別なプランを提供しています。

このようなサードパーティのツールは、YouTubeの動画から広告を削除するのにも非常に役立ちますが、日常的な使用にはお勧めできません。動画ダウンローダーと同様に、公式プラットフォーム以外での動画ストリーミングは、YouTubeの利用規約に違反し、著作権の問題も生じます。また、このようなサービスの多くは技術的な制約があり、データのプライバシーやサイバーセキュリティの観点からも信頼できません。このような中間業者を使ったデータ交換は、AdLockのように特に暗号化されていなければ、オンライン上の悪質な業者の標的になる可能性があります。

VPNを使ってYouTube広告をブロックする

VPNアプリの主な機能は、世界中のサーバーを経由してトラフィックをリダイレクトするというものですが、特に、オンライン広告の読み込み時にDNSリクエストをフィルタリングできる製品であれば広告をブロックすることも可能です。

しかし、広告ブロックはいくつかのVPNサービスの副次的な機能として提供されることがありますが、それは決してVPNを使用する主な目的ではありません。また、広告ブロック機能を持つVPNアプリもそれほど多くありません。通常、このようなアプリはトラフィックを別のサーバーにリダイレクトするだけなので、トラッキングなどを防ぐことができたとしても、通常とまったく同じ量の広告が表示される可能性もあります。

また、VPNアプリに関連する別の問題が発生し、ユーザー体験を悪化させる可能性があります。まず第一に、VPNアプリは必然的にインターネット接続を遅くします。その上、他の国の仮想サーバーを使用している場合、YouTubeのホームページ、提案、および設定がその国のものになり、好みに合わないものにあるかもしれません。最後に、このVPN、特に無料のVPNがどのようにして利益を上げているのか考えてみてください。マイナーなVPNアプリが、マルウェアや暗号通貨の採掘スクリプトを内蔵していたり、ユーザーの個人データやブラウザデータを販売していたりすることは珍しくありません。

YouTubeのネイティブアプリで広告をブロックする方法がないのはなぜですか?

安全な接続(HTTPSなど)を使用するアプリケーションから広告を削除するには、広告ブロックアプリがMITM攻撃を行い、アプリケーションのセキュリティ証明書を自分の証明書で置き換える必要があります。

しかし、最新のAndroidアップデート「Nougat」以降、APIレベル24以上を対象としたすべてのアプリケーション(YouTubeもその一つ)は、ユーザーのトラストストアにホストされている証明書を不信任するようになっています。つまり、広告を削除するために、YouTubeアプリのセキュリティ証明書を自社のものに置き換えようとしても、YouTubeアプリの動画は再生されないのです。

広告ブロック、バックグラウンド再生が可能なYouTube専用プレイヤー

AdLockは、このネイティブアプリのYouTube広告を消すために、Adlock プレイヤーを搭載しました。このプレイヤーによってYouTubeの広告を消すことができるようになります。

しかも、広告ブロックだけでなくバックグラウンド再生も可能。YouTubeの無料プランでは使用できないバックグランド再生ですが、AdLock の専用プレイヤーなら実現できます。LINE、ニュースアプリを見ながらYouTube動画の音声を再生できるようになるのです。もちろん YouTube Premium への申し込みは必要ありません。

YouTube専用プレイヤーについての詳細は以下のページをご覧ください。

Photo by Christian Wiediger on Unsplash

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