解説2024.06.20

Microsoft Edgeで広告 / ポップアップをブロックする方法

Microsoft Edge 広告ブロック 設定

以前、Windows 標準の Webブラウザだった Internet Explorer は、Chromium エンジンを使用して再開発されました。現在では、Microsoft Edge は、トップクラスのパフォーマンス、セキュリティ、互換性、プライバシー機能を誇れるWebブラウザとなりました。さまざまな便利な拡張機能もサポートしています。

Microsoft Edge には、いくつかの広告ブロックのための機能を搭載していますが、 これらの機能を使用しても Microsoft Edge 上には多数の広告が表示されます。

Microsoft Edge広告をブロックする方法をお探しの場合、ぜひこの記事をご覧ください。

Chromiumベースの新しいMicrosoft Edge

2020年1月、Microsoft は、Chromium オープンソースプロジェクトをベースとしたMicrosoft Edgeブラウザの最新バージョンを公開しました。Microsoftは、Chromium ベースの利点を考慮し、2018年12月に独自のエンジンの開発を停止することを決定。それ以後、Microsoft Edgeの更新作業を開始しました。

※Windows / Mac用の新しいMicrosoft Edgeは、こちらからダウンロード可能です。

Microsoft Edge 広告ブロック 設定

新しくなったMicrosoft Edgeは、デバイス間で設定、プリファレンス、お気に入り、パスワードなどを同期し、多数の便利な機能を搭載しました。

しかし、明らかな改善にもかかわらず、邪魔な広告の問題は依然として存在し、コードベースとエンジンを切り替えることでは解決することができませんでした。

このため、新しいMicrosoft Edgeで広告をブロックする方法が注目されるようになりました。

Microsoft Edge 上に表示される広告の種類

Microsoft Edgeで広告をブロックする方法をご案内する前に、Microsoft Edge上でよく目にする広告の種類について説明します。

ポップアップ

ポップアップ」は通常、新しいタブやページの画面に表示され、非常に煩わしいものです。コンテンツの閲覧を邪魔するほか、「広告を閉じる」ボタンが存在しなかったり、非常に小さく偽装されていたりすることが多く、クリックするのが難しい場合があります。

バナー広告

バナー広告」はインターネット初期から存在しており、ページの上下左右、コンテンツの途中などに表示されます。派手なバナーの場合、目当てのコンテンツに集中できないこともあります。

動画広告

自動再生される「動画広告」は、視聴者の立場からすると煩わしいだけでなく、読み込みや再生に余計な通信量と時間を消費します。中には大音量が自動再生される場合もあり、非常にイライラさせられます。


これらの広告は、Microsoft社が生成している場合、または、サードパーティ企業が料金を支払ってを払って広告を掲載している場合があります。表示される広告の位置や内容は固定されているわけではなく、インターネット上での検索履歴などを元に表示されます。

サードパーティの広告は、ページ上のコンテンツに溶け込むようにデザインされており、大変迷惑です。

Microsoft Edgeでポップアップをブロックする方法

Microsoft Edge には、ポップアップブロック機能が搭載されており、以下の手順で有効にすることができます。

Microsoft Edgeでポップアップブロックを有効にする方法

  1. Microsoft Edge 右上の「設定など(点が3つ並んでいるアイコン)」から、「設定」>「Cookieとサイトのアクセス許可」の順に選択する。
  2. ポップアップとリダイレクト」をクリックする。
  3. ブロック(推奨)」を「オン」にする。
Microsoft Edge ポップアップブロック 設定

この方法で不要なポップアップをかなり減らすことができますが、Microsoft Edgeから広告がなくなるわけではありません

また、追跡防止のために「厳重モード」を有効にする方法もあります。これにより、検索、クリック、閲覧などのオンラインアクティビティに基づく広告コンテンツの量を減らすことができます。

「厳重モード」を有効にするには、以下の手順を実行してください。

  1. Microsoft Edge 右上の「設定など(点が3つ並んでいるアイコン)」から、「設定」>「プライバシー、検索、サービス」の順に選択する。
  2. トラッキング防止」欄で「厳重」を選択する。

これらの方法ではMicrosoft Edge の広告が無効になるわけではありませんが、広告の数を大幅に減らすことができます。

Microsoft Edge で特定の URL をブロックまたは許可する

場合によっては、特定の Web サイトが正しく動作するために、ポップアップの表示を許可する必要があります。Microsoft Edge の「ポップアップブロック」機能を使用して全てをブロックすると、一部の Webサイトではではログインや支払いのためのポップアップが表示されなくなる場合があります。そのため、このような問題が発生した場合は次の手順を行ってください。

  1. Microsoft Edge 右上の「設定など(点が3つ並んでいるアイコン)」から、「設定」>「Cookieとサイトのアクセス許可」の順に選択する。
  2. ポップアップとリダイレクト」をクリックする。
  3. 許可」欄の「追加」を選択する。
  4. 追加したいWebサイトの URL を「https://www.abcd.com」の形式で入力し、「追加」をクリックする。

特定の Web サイトをブロックする場合は、「ポップアップとリダイレクト」画面の「ブロック」欄にURLを追加してください。

Microsoft Edge のポップアップブロックが機能しない場合の確認事項

ポップアップブロックを設定しても動作しないポップアップがブロックされない場合があります。ポップアップブロックが機能しない理由はさまざまですが、ここではポップアップブロックが機能するようにするための手順を説明します。

Microsoft Edgeが最新の状態であることを確認する

まず最初に、Microsoft Edge のアップデートが公開されていないかを確認してください。古いバージョンでは新しいスクリプトやアルゴリズムに対応していないため、動作に支障をきたす場合があります。

アップデートの有無を確認する方法

  1. Microsoft Edge 右上の「設定など(点が3つ並んでいるアイコン)」から、「設定」>「Microsoft Edgeについて」の順に選択する。
  2. 更新プログラムが表示された場合は適用し、Microsoft Edgeを再起動する。

PCのマルウェアをスキャンする

悪意のあるソフトウェアがPC上に存在すると、Webブラウザの誤動作をはじめ、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。また、ウイルス対策ソフトのアップデートが遅れると、セキュリティのリスクが上がり、ウイルスが潜んでいる可能性もあります。

もし、ウイルス対策ソフトを使用しているのであれば、アンチウイルスのアップデートを確認し、スキャンを実行してください。スキャン完了後、ウイルスがみつかれば削除し、PCを再起動してください。

サードパーティ製のウイルス対策ソフトを使用していない場合は、Windowsに標準搭載されているWindows セキュリティが有効であり、かつ最新の状態であることを確認してください。

Microsoft Edge のキャッシュをクリアする

Microsoft Edge のキャッシュ(履歴)をクリアすることも有効な場合があります。ポップアップブロックが有効であるにも関わらずポップアップが表示される場合、キャッシュが原因である可能性もあります。

キャッシュ削除方法

  1. Microsoft Edgeを起動し、画面右上にある「設定など(点が3つ並んでいるアイコン)」をクリックする。
  2. 表示されたメニューの中から「設定」をクリックする。
  3. 設定画面が表示されたら、画面左のメニューの中から「プライバシー、検索、サービス」をクリックする。
  4. 画面を下にスクロールし「閲覧データをクリア」欄内の「クリアするデータの選択」をクリックする。
  5. 閲覧データをクリア」画面で「時間の範囲」のプルダウンメニューをクリックし「すべての期間」を選択する。
  6. 閲覧データをクリア」画面の全ての項目にチェックを入れ、「今すぐクリア」をクリックする。
  7. Microsoft Edge を再起動する。

拡張機能のON/OFFを試す

新しい Microsoft Edge では、Webブラウザの機能を強化&追加するための「拡張機能」が利用可能となりました。Microsoft Edge で利用可能な拡張機能は、Webサイト「Microsoft Edge アドオン」で検索することができます。

Microsoft Edge にインストールされている拡張機能が、ポップアップグロックに影響している可能性もあります。一度、全ての拡張機能をオフにしてから、ポップアップが表示されるかどうか確認し、一つずつオンにしてみてください。

  1. Microsoft Edge 右上の「設定など(点が3つ並んでいるアイコン)」から、「拡張機能」を選択する。
  2. 拡張機能の管理」をクリックする。
  3. 各拡張機能をオフにする。
    全ての拡張機能をオフにし、ポップアップがブロックされる場合、1つずつ有効化し、どの拡張機能が影響しているのかを確認してください。

AdLockを使用してMicrosoft Edgeの広告をブロックする方法

あらゆる種類の広告を排除する最も効率的な方法は、専用の広告ブロッカーを使用することです。もちろん、弊社の製品 AdLock をおすすめします。

私たちは皆さんと同じようにインターネットを利用していますし、広告に悩まされています。だからこそ、私たちは、例外なく全ての広告を削除することができる全く新しい広告ブロッカーを開発することを目指しました。あらゆるユーザーが広告や悪意のある攻撃を回避し快適にインターネットを利用できるよう、iPhone / iPad (iOS)、Android、Windows、Mac に対応した製品を準備しました。

Webブラウザ Microsoft Edge から広告を削除するには、当社のアプリケーション AdLock をダウンロードし、インストールしてください。14日間の無料期間が用意されており、機能制限なくAdLockをご使用いただけます。AdLockは、Webサイトだけでなくアプリ上の広告も無効化することができますので、ぜひご利用ください。

※ AdLock for iPhone / iPad については、一部の機能を無期限でお試しいただけます。

AdLockの起動と調整

AdLock を起動した瞬間から、自動的に広告のブロックが開始されます。広告のないネットサーフィンをお楽しみください。ご希望の場合は、特別なニーズに合わせて広告ブロック機能を調整することもできます。

AdLock の設定は、デフォルトでは、Webブラウザやアプリケーション上のあらゆる種類の広告コンテンツをブロックするよう設定されていますが、除外リストを使用することも可能です。

例えば、あるWebサイトの広告ブロックを無効にしたいが、AdLockを完全に無効にしたくない場合、そのWebサイトのURLを除外リストに追加してください。

このリストには、Webサイトとアプリケーションの両方を含めることができます。
AdLock起動後、「除外リスト」>「アイテムを追加」の順でクリックし、「www.example.com」の形式で広告ブロック対象から除外したいURLのドメインを入力します。これで、登録したドメインのWebサイトを広告ブロック対象外に設定することができます。

AdLock 広告ブロック 除外リスト

HOSTSファイルを使用してMicrosoft Edgeの広告を無効化する方法

Windows上でで実行可能なこの方法は最もシンプルでありながら効果的です。広告が配置されているサーバーからWebブラウザが情報を取得しないようにします。これを実現するには、こちらからhostsファイルをダウンロードしてください。

次の手順で、hostsファイルを使用してMicrosoft Edgeで広告をブロックする方法を説明します。

  1. ダウンロードした hosts.zip を解凍し、「HOSTS」ファイルをメモ帳で開き、「Misc A – Z」の行以下をすべてコピーする。
    HOSTS ファイルで広告をブロック
  2. メモ帳でCTRLキーを押しながらOキーを押してファイルを開くダイアログを開き、アドレスバーに「C:\Windows\System32\drivers\etc」を入力する。
    HOSTS ファイルで広告をブロック
  3. ウィンドウ右下のファイルタイプのドロップダウンメニューで「すべてのファイル」を選択して「Hosts」ファイルを選択後、「開く」をクリックする。
  4. 手順1でコピーしたテキストを貼り付け、変更を保存してメモ帳を終了する。
  5. 変更を有効にするために、コンピュータを再起動する。

上記のいずれの方法も効果がない場合、Microsoft Edgeをデフォルト(初期設定)にリセットしてみるのも一つの方法です。その後、ポップアップブロックを再度有効にし、効果があるかどうかを確認してください。

Microsoft Edge に関するよくある質問

Microsoft Edge で広告ブロックの拡張機能を無効にする方法

Microsoft Edge で広告ブロックのための拡張機能を無効にするには、以下の手順をご覧ください。

  1. Microsoft Edge 右上の「設定など(点が3つ並んでいるアイコン)」から、「拡張機能」を選択する。
  2. 拡張機能の管理」をクリックする。
  3. 広告関連の拡張機能が見つかった場合、オフにする。

これらの手順を実行すると、広告ブロックのための拡張機能が無効になり、Web サイトの閲覧中に広告がブロックされなくなります。広告ブロッカーを再度有効にしたい場合は、拡張機能ページに戻り、該当拡張機能をオンに切り替えてください。

Windows 11 の Microsoft Edge は、以前の Windows と違いがありますか?

Windows 11 の Microsoft Edge は、広告ブロックに関して以前のバージョンと大きな違いはありません

Microsoft は、新機能改善点をMicrosoft Edgeに継続的に追加しているため、今後も変更が行われる可能性があります。現時点では、Windows 11 の Microsoft Edge で広告をブロックする方法は、以前のバージョンの Windows の Microsoft Edge と同じです。

Microsoft Edge で効果的に広告をブロックするために

Webブラウザ「Microsoft Edge」での広告ブロックは、やり方がわかれば簡単です。Microsoft Edge で広告を効果的に削除するには、AdLock のような信頼できる広告ブロッカーの使用がおすすめです。

AdLock はトップクラスの広告ブロッカーであり、Webブラウザだけでなシステム全体に効果があるだけでなく、最高レベルのプライバシーセキュリティも提供します。

AdLockはユーザーからデータを収集せず、サードパーティのトラッカーやスクリプトによるデータ収集ブロックします。

さらに、AdLock は、疑わしい/不要なリクエスト、リダイレクト、フィッシングなどの悪意のある攻撃もブロックします。

AdLock を入手して、Microsoft Edge、Chrome、Firefox、Opera などのWebブラウザやその他のアプリから広告を削除してください。

YouTube, TVerの広告もブロック

広告ブロックアプリ AdLock 無料ダウンロード
iPhone / iPad
Android
Windows
macOS

スマホ/タブレット/PCの
広告を削除

無料版ダウンロード
QRコードを読み込む(スマホ用)
今すぐダウンロード(PC用)